魅力・特徴

ホリデー車検の歴史

THE21増刊号 2001年11月
1994(平成6)年1月に対話型立会い車検を業界で初めて開発。今では年間約20万人のお客様にご利用いただいています。PHP研究所発行の「THE21」の2001年11月特別号に掲載された、ホリデー車検誕生の物語をご紹介します。
昭和47年(1972)、大阪。松川陽(27)は自動車整備会社「双輪自動車」の経営を任された
整備や分解では、これからの車社会には対応できない
車検だ!
昭和49年(1974)、指定自動車整備事業者の資格を取得。「日本一小さな車検屋や!」
「車検は陸運局から代行として任されているが不明確だな・・・」「これではユーザーに不親切だ!」
「キミらはうちで車検を受けないのか?」「はい」
「なぜだ?」「そりゃあ高いからですわ、社長」
「いくらなら受ける?」
「二万円以下です」「時間も一時間で終わればいいよな」「ふむ」
「効率よくやればコストは抑えられる」「ユーザー自身が車を運んでくれたり予約制にすれば無駄が出ない」
「効率よくやれば、一時間二万円以内でできる」
「陸運局は土日が休みだから車検場も休むが、ユーザーは土日が便利だ」「そしてユーザーと一緒にやる」
「土日車検、いや、ホリデー車検だ!」
陸運局にて。「業界が混乱する!やれば徹底的に監査しますよ」
「松川さん、あんた業界を乱すつもりか?」「うらぎりだ!」「グループから出て行け!」
「車検は誰の為にあるのです?」
「我々のためでなく、ユーザーのためのものです。今のままではユーザーに信頼されない業界になってしまいます。私一人でもやります!」
平成6年(1994)ホリデー車検スタート!「ついにやってしまった」
「業界と行政の圧力は相当あるだろうが後戻りはできん・・・」
「立会い説明をしてくれるからよくわかった!」「安いから不安だったが安心した」
「ありがとう!」
「車検で礼を言われたのは初めてだ」「車検はサービス業なんや」
「陸運局からです」「?」
「励ましの電話だった・・・」「何かが変わろうとしている」
平成7年(1995)、車検制度見直しなど規制緩和が実施され、新しい車検サービスが認められるようになった
「松川さん、うちもホリデー車検を導入したいのだが・・・」
これを機にホリデー車検は全国でフランチャイズを展開し、現在220店舗にひろがっている。「ホリデー車検は車の主治医だね!」